高齢者は「親孝行を期待」してはなりません
親が子どもを必死で守ろうとするのは生物の本能からくる行為で、野生動物をみても、すべての動物に当てはまるわけではないですが、親は必死で天敵から子どもを守っています。子が親を守るのは、愛情や感謝、喜び、哀れみ、ひいては義務という感情や考えが元になっており、本能ではないからです。本能でなければ、親を守るように指導しなければならず、それが「親孝行という教育」でした。戦前の教育勅語にも、「・・・は、父母に孝行をつくし、兄弟姉妹仲よくし、夫婦互に睦び合い、友とは互に信義をもって交わり、・・・」という下りがありますが、現実には「親孝行しない子ども」が多かったのでは・・・。“まあ、そのうちに親孝行をするよ”と、言っている間に親は死んでしまい、「いつまでもあると思うな親とカネ」また、「孝行をしたいときには親はなし」ではなか...高齢者は「親孝行を期待」してはなりません
2025/04/01 03:42